とやまお米だより vol.7 2013年3月
「第36回富山県米まつり」を開催しました!!
今年36回目を迎えた「米まつり」。11月3日、4日に富山産業展示館(テクノホール)で行われた「越中とやま食の王国フェスタ2012~秋の陣~」において開催しました。来場者の方々にお米の新たな魅力を知っていただこう!と趣向を凝らしたPR活動を行いました。
「お米せんべい」の試食・体験
お米を使った料理といえば、主食としてのごはんや、米粉を使ったお菓子を思い浮かべる方も多いと思います。そんな中、お米の新たな魅力を知っていただくべく、「お米せんべい」の試食と体験を行いました。
この「お米せんべい」は、ご飯とふりかけなどでつくったおにぎりを押しつぶしてせんべいの形に整え、電子レンジで調理するだけで簡単につくれます。しか もおにぎりの具を変えれば、色々な味のせんべいが作れるので、飽きることもありません。試食された来場者の方も、おにぎりから簡単に作れるということに驚 いていらっしゃいました。
また当日は試食だけでなく、主にお子さんたちを対象に「お米せんべい」づくりの体験を設置。こちらでは、薄く押しつぶしたおにぎりを型ぬきして、味噌や 砂糖醤油をぬって電子レンジで調理を体験してもらいました。みなさん楽しそうにつくっていたのがとても印象的でした。
お米計量チャレンジ
毎年恒例人気企画の「お米計量チャレンジ」。「一日に食べてもらいたいお米の量 200g」を自分の感覚で皿に盛って、量りにのせるというシンプルなチャ レンジです。見事当てた方に、ごはんのお供にぴったりの、県産しろえびなどのおいし~いふりかけをプレゼントしました。
クイズに挑戦された方は、サンプルとして置いてある200gのお米の入ったトレーと自分のトレーを、目や手を使って比較をされていました。老若男女問わず多くの方が挑戦され、会場が大いに盛り上がりました。
赤むすび・黒むすびの商品紹介
富山には、全国に誇る富山三兄弟(てんたかく、コシヒカリ、てんこもり)のほかに、近年県が育成した赤米「赤むすび」・黒米「黒むすび」があります。 「赤むすび」「黒むすび」は、古代米とコシヒカリをかけ合わせた品種で、抗酸化性(動脈硬化やがん、アレルギーなどの原因となる活性酵素の働きを抑制する 性質)に優れている成分が豊富に含まれています。多くの方に、富山米や「赤むすび」「黒むすび」を用いた「ベーグル」や「せんべい」、「ぜんざい」などの 商品を紹介しました。来場者のみなさんは「赤むすび」「黒むすび」の色に驚かれ、興味深々で商品をご覧になっていました。
ごはんをどれだけ知っているかな?お米クイズ
普段食べているお米をどれだけ知っているか、お米に関するクイズを実施しました。全10問中大人は8問以上、子どもは6問以上を正解された方に、JAとな み野の「たまねぎカレー」など富山の特産品を使用したレトルトカレーをプレゼント。
クイズはお米の栄養から保存方法、お米の種類まで、簡単な問題から難しい問題をそろえました。そのときに出題したクイズを一問ご紹介します。
問題:富山米3兄弟のなかで、一番早く収穫される品種は何?
ヒント:3兄弟のなかで真ん中の時期に収穫される品種はコシヒカリ、一番遅く収穫される品種はてんこもりです。
「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクールの作品展示
10月27日(木)に表彰式が行われた「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクールの優秀作品を、図画・作文ともに展示しました。
多くの来場者が、ごはんとお米の魅力の詰まった小学生・中学生の作品をじっくりご覧になっていました。
この「米まつり」を通して、新たなお米の魅力を発見された方が一人でも多くいらっしゃると嬉しいです。そして、毎日の生活にもっとごはんが取り入れられることを期待しています。
平成24年度 米の消費拡大等実務者表彰を行いました
富山県米消費拡大推進協議会では、昭和58年4月から、毎年米の消費拡大等実務者表彰を行っています。この表彰では、米穀流通や米飯給食等のお米の消費拡大に貢献された方を表彰しています。
本年度は、5月14日(月)に表彰を行い、米穀流通部門から2名・1団体、調理員部門から6名、外食産業部門から4名表彰しました。
今後とも、お米の消費拡大へのご協力、どうぞよろしくお願いいたします。
受賞者一覧
部門 | お名前・団体名 | 勤務先(職種) |
---|---|---|
米穀流通部門 | 宍戸 政保 | 上市食糧販売企業組合 |
中川 貞夫 | 奥田食糧販売企業組合 | |
株式会社ウーケ | 製造工場 | |
調理員部門 | 河辺 芳美 | 高岡市立千鳥丘小学校 |
高野 洋子 | 富山市立倉垣小学校 | |
柄崎 美雪 | 南砺市立福野小学校 | |
中村 恵子 | 高岡聴覚総合支援学校 | |
舟本 春美 | 入善町立入善小学校 | |
簑田 直子 | 朝日町立朝日中学校 | |
外食産業部門 | 川口 香 | かわぐち |
久々江 美紀子 | 石松寿司 | |
三由 隆太郎 | モダンスタイルチャイナ満寿園 | |
山本 喜美子 | 文化亭 |
※勤務先は推薦時(平成24年2月)のもの
「第9回親子で楽しむ料理教室」を開催しました
平成24年11月17日(土)、18日(日)に富山短期大学で、JA富山中央会主催(後援:富山県米消費拡大推進協議会、協賛:JAライ フ富山、協力:富山短期大学)による「親子で楽しむ料理教室」が開催され、県内の小学生以下の親子114人が参加、旬の県産食材をふんだんに使用したメ ニューに挑戦しました。
今回挑戦したメニューは、「うずら卵といんげんのご飯」「秋野菜のだご汁」「ポークチャップ」「いんげんのサラダ」「しめじの和風炒め」「紅白グラッセ」 でした。子どもたちは、同短期大学の原田澄子教授の指導のもと、お母さん、お父さんの手を借りながら、一生懸命調理していました。試食では、自分の料理の 出来あがりに、大満足のようでした。この料理教室を機に、いのちを育む「食」や料理に対してますます興味を持っていただきたいです。